②住宅ローン不正利用の結果:借り換え要請
『不動産会社からの勧めで、民泊物件を住宅ローンで購入しました。融資元の都市銀行より突然、”物件に住んでいらっしゃらないようですが、今、どこにお住まいですか?”と問い合わせが来ています。同じ銀行で、その物件のリフォームローンも借りており、両方返せ、と言われたらどうしようもありません。販売元に電話しても、連絡がつかなくなっています。どうしたらいいのでしょうか。』
業者主導の不正発覚により、その会社から融資付け紹介のあった顧客へ一斉調査が入っています。住宅金融支援機構だけではなく、その他の銀行も同様です。
不正利用が認められた場合は、①ローン残高一括返済請求または、②他行への借り換えのいずれかを要求されているようです。
多くの方は、それが不正であるという認識がないまま、住宅ローンを投資用物件に利用しています。なかには、不動産会社より、融資元にバレないための指南を積極的に案内しているケースも聞いています。しかし、金融機関は不審を感じた際は、現地調査を行います。民泊情報がネットで公開されていれば、早晩判明することでしょう。
https://diamond.jp/articles/-/206785
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