③住宅ローン不正利用の結果:自己破産
投資物件に対し、住宅ローン利用を勧める業者の手口には以下の共通点があります。
◆不正かつ過剰融資(ほとんどは実勢価格の2倍程度で売りつける)
◆”住宅ローン”のほかに、高率のリフォームローンも借入させる
◆サブリース契約を付け、”安心・手間なし運営”がすぐ滞る
上記は実際の例で、いくつもあります。相談者が来所する頃には、ほとんどの販売に関わる担当や業者は、連絡がつかなくなっていたり、電話などが通じても、相手にしてもらえません。最初からこうするつもりだったのでしょう、まさに暖簾に腕押しで、相談者はただ戸惑うばかりです。
20代、30代にこの被害者が多く、なかには自己破産をしたり、精神的に病んでいるケースがあります。投資は、借金でするものではありません。少なくとも、頭金や事前の準備なしに、どんな運営も長く続けられるものではないのです。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64564
講談社 現代ビジネス