やってはいけない不動産投資①:節税目的

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↑マネーの達人

不動産投資を勧める業者のセールストークに以下が多く出ます。

①節税

②将来の年金代わり

③割安な生命保険

上記は、いわゆる”ワンルーム投資”の営業トークによく見られます。

本来、節税目的で投資をするのは目的として間違っています。しかも、フルローンで投資をすることが、不動産の世界では一般的なことが不思議でなりません。

 

それでもどうしても不動産投資をやりたいのであれば、できるだけ資産価値が維持できそうなエリアかつ、自身の居住地からアクセスの悪くない物件で、万が一失敗しても自身の稼ぎで対応しきれる規模の運営からはじめてみましょう。

 

間違っても、業者のいいなりかつ内容をよく調査せずに購入を進めてはいけません。物件を見ずに買うなどご法度です。節税効果以上のデメリットが生じる可能性も充分理解したうえで取り組みましょう。

また、割安に掛けられる生命保険、という理屈もどうかと思います。これは、所有者兼債務者が亡くなった時、残りのローンを団体信用生命保険で賄われる、というものです。借金のなくなった「投資」物件は、相続人に引き継がれます。にもかかわらず、「この投資の件は、家族には内緒で。」と勧めてきた、という話が数多くあります。

内緒、つまり広めて都合の悪い「投資」話に乗ることは避けましょう。家族に内緒でも、今ならインターネットで「ワンルーム投資 体験談」などでいろいろな情報が得られます。良い点、悪い点、リスクを踏まえ、同時に会社員であれば副業規定についてもよく確認しておきましょう。

 

年金になる、という話は、『ローンを払い終えて、その後に入る家賃が年金の足しになる』というものです。完済後には少なくとも築25年以上の物件でしょう。数多ある物件のなかで安定的に借りる人がいて、相応の家賃が得られ、修繕積立金や固定資産税を払ってどれほどの手残りがあるのか分かりません。業者が示す見通しに踊らされることのないよう、自分の五感(情報と物件の調査を自身でする、という意味)を使ったうえで判断しましょう。


収益不動産投資相談センター

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